3年間の東京生活を経て、大阪へ戻って参りました。居酒屋等、日本酒を楽しんだ記録です。
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 「日本酒の店 吟」(北京・光華路) で 朝香
2008年10月28日 (火) | 編集 |
日本酒事情、北京へ。


いやまあ、単に出張だったわけですが・・・。

ある方面から「北京の日本酒事情をぜひ」との声があり、急遽チェックして出国。

有名な繁華街の王府井(ワンフーチン)からですと地下鉄で東に4つ行きましたところに国貿という駅があります。国際貿易センターの略かと思われます。6年前に来た時には国貿の中心部はもうすっかり中国というイメージではありませんでしたが、それがどんどん範囲を広げていっているなと、今回は感じた次第です。

国貿の駅辺りから北に数分あるけば光華路という通りに出るのですが、光華路沿いは6年前はまだ開発途中で(今も途中なんですが)、庶民が暮らすエリアもありましたがそこが今やすっかり大きなビルにかわっておりました。

お目当ての店のある「数碼01大厦」というビルはまさにそれ。シャングリラケリーセンターの南向かいにある一見普通の高層ビルです。本当にここに日本酒の店があるのでしょうか。おそるおそるエレベーターに乗って5階まで上がります。


IMG_2565-convert.jpg
あ、ありました。お店の名前は「吟」です。「吟吟」ではないですよ(笑)

カウンターに座らせてもらいます。カウンターは7席くらいです。カウンターの前には厨房はなく、厨房は後ろになります。なので、基本的に自分の目の前には店の人はいません。埋没するにはもってこいです。

夕食はすませていたので、冷奴とポテトサラダだけ頼み、お酒に入ります。

基本は5勺です。5勺でも燗は可能。これはありがたいです。5勺で30元台後半のものが多いです。日本円なら550円前後ですね。

IMG_2569-convert.jpg
四万十川 純米吟醸酒(高知・菊水酒造)。おや、ちょっと渋い?35元。

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朝香 純米吟醸(天津・天津中谷酒造)。奈良の中谷酒造が中国で作った日本酒。しかし悪くないですよ。ドライ目な感じです。中谷酒造のウェブサイトを見ますと、日本でも飲めるようです。15元。

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獺祭 純米吟醸50(山口・旭酒造)。いい感じで酸が出てます。獺祭は安心して飲めます。45元。

IMG_2586-convert.jpg
浦霞 純米酒(宮城・佐浦)。燗で。飲み口が甘いなあという印象が強かったです。59元。


デフォルトで瓶を見せない店は、考えようによっては「瓶の写真撮りたいんですが見せてもらっていいですか」と自然に写真撮影の断りもできるので、ある意味ありがたいです。(いやもちろん、目の前で注いでそのまま瓶を置いてくれる方がうれしいです)

それに、店主から「日本酒よく飲まれるんですか?」というボールを投げてくれるので、話のきっかけにもなりやすいですしね。

今回も、わざわざ店主がカウンターにまわってきてくれて、お忙しい中、お話ししてくださいました。

山口県出身の店主・本村さんは、1年半くらい前にこの店を始めたとのこと。日本人の憩いの場になればと、日本人の嗜好を第一に考え、営業時間も残業帰りの日本人サラリーマンのために午前2時までにしているそうです。この日も、日本人のグループがテーブル席で宴会をしておりました。客の90~95%は日本人とのこと。

さすがにバイトの女の子は中国人のようですが、日本の安居酒屋の中国人店員と比べたら計り知れないほど愛想もよいし好感ももてます。

メニューには三十数種類の日本酒が書いてありますが、さすがに入手経路の問題もあってでしょうが、デパートでよく見かけるお酒たちという印象が強く、日本の最先端を行く居酒屋と比較すればやはり面白みに欠けるのは仕方ないところですが、しっかり大きな冷蔵ケースで保存もしていますし、できる限りの努力はされている印象には好感が持てます。

ぱっとみ目に付いたのが「獺祭」(山口県出身だけに)と蓬莱泉の「空」(こちらは4合瓶買い切りのみの模様)だったのですが、やはりそれらを置いているのは北京ではうちだけという自負ももってはるようでした。

そこで、やはりここが北京では一番なんですか、とうかがってみました。するとまだまだあるみたいです。

「吟」の他には、「慢走」「豊泉」という店がよいようです。「うちよりも料理美味しいですから」と謙遜する本村さん。これらがトップ3で、それぞれ独自の日本酒入手ルートもあるようです。これらの店のどこにもなくてよその店で置いてる銘柄はまずないだろうとのこと。

本村さんのお勧めメニューとしては、

「吟」:ヒラメ薄造、黒毛牛たたき、ざるラーメン、からあげ、一口カツ
「慢走」:(店主が名古屋出身ということもあり)みそカツ、手羽、蕎麦味噌焼き
「豊泉」:(手打ち蕎麦で有名ですがあえてそれをはずして)焼き魚、おから

あたりとのことです。

この他には、北京でダントツの寿司屋らしい「SUSHI 四葉」にもかなり日本酒が置いてあるようです。席数が少ないこともあり、金曜の夜ですと3週間前に予約が必要らしいです。

残念ながら他の店には行けませんでしたが、北京駐在日本人ビジネスマンなら必ず行ってみるべきでしょうね。観光でも「吟」なら午前2時までやってますから、ホテルのバーで高い酒飲むよりは断然面白いと思いますよ。日航ホテル(京倫飯店)に宿を取れば、ほんと歩いて数分です。



「日本酒の店 吟」 
北京市朝陽区光華路12号丙 数碼01大厦501室(嘉里中心南向かい)
010-6592-6198
18:00~02:00 
日休


(以下、押さえておきたい店)

「地酒ダイニングMANZO(慢走)」
北京市朝陽区亮馬橋路27号(お好み焼き 武之助の左隣)
010-6436-1608
18:00~24:00 土日は11:30~14:00 18:00~24:00
無休
※よく載っているのは焼酎のMANZOなので間違えないように

「豊泉」
北京市朝陽区三里屯北小街2号1F(亮馬河南路の川沿い、印度小厨1F)
010-6461-1498
11:30~14:00 17:30~22:30
無休

「SUSHI 四葉」
北京市朝陽区新源西里中街2号隣り
010-6467-1837
17:00~23:00(LO22:30)
月休
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コメント
この記事へのコメント
輸入が難しいのかなぁ・・・
中国の方にも
日本酒呑んで「おいしい!」って感じてもらえたら
嬉しいけど、日本人みたくあれこれ試さないのかな?

行く機会はあるかわからないけど
お店回ってみたい♪
好きなお酒を持っていけるといいんだけどね~

2008/10/29(水) 12:45:29 | URL | T嬢 #-[ 編集]
T嬢さん

やっぱり、外国への進出は、大きめの蔵が中心になっちゃうのかもしれないですね。国内で飲めなくなったらそれはそれで困りますし・・・。

中国に行ったら、やはり中華を食べるのが基本ですね・・・。本場ですから安くてうまいです。
2008/10/29(水) 22:46:53 | URL | きゅー #-[ 編集]
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