3年間の東京生活を経て、大阪へ戻って参りました。居酒屋等、日本酒を楽しんだ記録です。
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 「居酒屋よろしいやん」(門真・大和田) で 車坂 【きゅーの心の旅(その1)】
2008年08月26日 (火) | 編集 |
※向かい側の魚屋が居抜きで新しい居酒屋を始めたようです。屋号すらも別の店になりました。


「わたしと日本酒」、というものを振り返ったとき、みんな必ずはずせない店ってあるかと思います。

わたしがこの道を歩んでいるのはこの店あってのもの、というお店を三回シリーズにてお送りしたいと思います。まずは、日本酒に目覚めることになったお店の話です。



…偉大なる地元の飲み屋でした。

でした、ということは過去形なわけです。いや、屋号としては残っています。しかし完全に別の店になってしまったといっていいでしょう。

京阪・大和田駅の「居酒屋よろしいやん」です。

4年前くらいによく「むちゅの日記」というサイトをみていました。このサイトで奥播磨や松の司、醴泉といった銘柄をやっと覚えたのです。それまでは飲みに行くなんてことはありませんでした。仕事が終わったら真直ぐ家に帰って趣味に没頭、そんな生活でしたから。

しかしある日、帰り道に前を通るこの居酒屋の店先に、日本酒リストが貼ってあったのが目に付きました。そこには醴泉や奥播磨の名前もありましたし、さらに知らないお酒の名前がありました。

この店舗は、ややキャパがでかいのできっと賃料も高く、何度も居酒屋ができてはつぶれ、の場所。だから日本酒リストを見るまでは全く気にしてませんでしたが、日本酒リストを見たわたしはなんかわくわくして、思い切って入ってみたのです。

雑然とした店内になんか暑苦しいマスター(わたしより少し年上なだけでしたが)店主にバイトの女性で店をまわしていました。魚屋もやってるらしいので魚は安くうまかった。日本酒も安めの設定でうまかった。焼酎もいろいろ置いてたし、最後には甘いベイリーズで〆るというのがお決まりのパターンになりました。

ある日一人で飲んでたら、少し離れた席で飲んでたお姉さん(人妻ですが)に呼ばれて一緒に飲みました。そこから、この店の持つ良さ(場合によっては鬱陶しさ)を知りはじめました。

店と客が一体になって、みんなファミリーになるんです。花見にも行きました。一気飲みして泥酔して、号泣したりしてました。

そういえば女性にこっぴどく振られて朝まで飲んだくれたのもここでした。その時に知り合ったお店のお姉さん(ほんと姉的存在)に朝まで説教され、それ以来困ったときには相談に乗ってもらい、本当にいい「姉」を持ったものだと感謝している次第です。わたしの大事な大事な「姉」です。

マスターはあまり仕事をしません。DVDをエンドレスでかけっぱなしにしています。「スラムダンク」「頭文字D」「モンキーターン」・・・。マスターと一緒になってDVDを見ながら飲みます。日付が変わっても飲み続けるのはしょっちゅうでした。

魚系以外の料理は、お世辞にもいいとはいえません。でも、マスターの作る、胆をつぶしてごま油と混ぜたたれで食べるサザエの刺身は本当に好きでした。そしてなにより、日本酒がうまかった。

でも、いろいろあって、いつしか「よろしいやん」には行かなくなりました。



そして。マスターは他の店で働いていた若い子にこの店をまかせました。わたしも2度ほど来たことはありましたが、そのときには日本酒は飲んでいません。今回こそは日本酒を飲もうと、暖簾をくぐりました。

080825IMG_1894-convert.jpg
看板は昔のままです。

日本酒のメニューを見ますが、昔のように種類はありません。でも、獺祭がメニューにあったので久々に飲んでみようと頼みました。

バイトの子が、枡の中に入れたグラスに注いだお酒を持ってきます。

いつものように、「瓶を見せてくれますか」とお願いします。

しかし、申し訳なさそうに店主が持ってきた瓶は、獺祭ではありませんでした。

080825IMG_1896-convert.jpg
車坂 純米大吟醸新酒鑑評会出品酒(和歌山・吉村秀雄商店)。純米大吟醸らしからぬしっかり濃い飲み口に、辛さも酸もおだやかにまとまっているきれいなうまさを感じるいい酒と思います。

なかなかいい酒じゃないですか。

なのに、なぜ黙ってこれを出したのだ。

なぜ、「すいません、獺祭はちょっと切らしてます」の一言がないんだ。

瓶を見せてといわなければ、これを獺祭として飲ませるつもりだったのか。

前のマスターはええ加減なところもあったけど、こんな不義理はしなかった!

とても、とても悲しくなりました。

帰ってから「姉」に電話して、きつく言い聞かせるようにお願いしました。

若い店主だから、周りの意見を聞ける柔軟さが残っていることを祈りたいです。

そして、居酒屋なら、もっと酒を好きになってほしい、日本酒を好きになってほしいと、そう思いました。



「居酒屋よろしいやん」 
大阪府門真市野里町21-5
072-884-4611
17:30~02:00
17:00~24:00(土・日・祝) 
木休
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コメント
この記事へのコメント
きゅーさん、こんばんは。

興味深く読ませていただきました。
私がこの道を歩んでいるのは、「蔵朱」さんに
出会ったからかな~

あ、あまから買いましたよ!
ちなみに、私の行ってるパン教室のシェフが載ってました。
2008/08/27(水) 23:31:57 | URL | keikopan #-[ 編集]
keikopanさん、こんばんは。

「蔵朱」さんなんですね~なるほど^^

今回で目覚め、次回ですくすくと育ち、最終回で大空へ旅立つと、そういうような構成を狙ってます。お楽しみに♪

パン教室のシェフですか~!そこはちゃんと読んでなかったです。みてみます!
2008/08/27(水) 23:39:37 | URL | きゅー #-[ 編集]
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